授乳中のマメ知識

乳腺炎とは

乳腺炎とは、一言でいうと乳腺の炎症です。乳腺とはなにか、どうして炎症を起こしてしまうのか、まずはそこからご説明しましょう。

乳腺と母乳のしくみ

乳房の中には乳腺という、乳汁が作られて溜まる道がいくつもあり、それが乳頭の出口までつながっています。肋骨のほうをから乳頭まで、乳房の中をまるで傘の骨のようにくまなく乳腺が取り囲んでいるのです。ママの血液は、血管の壁を経て母乳に変換されます。血液といっても赤血球は血管の中に残されるので、ママが貧血になることはありません。

血液から変換された母乳は、乳腺の中に溜まります。ですから授乳前になると胸が張る感じがするのです。乳腺の発達は個人差があり、細い人も太い人もいます。ちなみに、乳房自体の大きさと乳腺の発達とは関係がありません。

乳腺炎の症状

乳腺のどこかが詰まったり、乳首からばい菌が入ったりして炎症を起こすと、乳腺炎になるのです。

乳腺がつまると、まず乳房にチリチリした痛みが走ります。鏡で見てみると痛い部分が赤くなっていて、触ってみると硬いしこりになっています。ばい菌が入った場合は高熱も出ます。ほおっておくと、触るのが痛いほどパンパンに硬く、真っ赤になってしまいます。