
また、授乳間隔はあまり長くあけないこと。母乳が溜まりすぎると詰まりやすくなりますから、まめに授乳しましょう。個人差はありますが、3時間以上間隔をあけると詰まりやすくなるようです。夜間はとくに間隔が長くなりがちですが、赤ちゃんが夜泣きしたらすぐにおっぱいをあげるようにすれば大丈夫。ママは何度も起こされてつらいですが、添い寝しながらおっぱいをあげることに慣れれば、ママも赤ちゃんも楽です。
乳腺炎の始まりは一箇所の乳腺の詰まりですが、それがひどくなると他の乳腺も圧迫されて詰まってきます。そうならないためにも、すべての乳腺に溜まった母乳を、赤ちゃんに均等に吸い出してもらう必要があります。赤ちゃんの吸い方が下手で、乳首をぺったんこにつぶして吸っていたり、乳輪のあたりまで深く口の中に入れていないと飲み残しが出てしまいます。
飲み残しを防ぐためには、まず乳首だけでなく、乳輪のあたりまで赤ちゃんの口の中に入るようにくわえさせましょう。
飲ませる位置も変えたいですから、たて抱きにしてみたり、横抱きにしてみたり、添い寝のときは赤ちゃんの真上からかぶさるように飲ませてみたりと工夫してみてください。
母乳がたくさん出過ぎるママの場合は特に詰まりやすいので、赤ちゃんが飲み残したら、搾乳器や手で少し絞っておくと予防になります。絞りすぎると、その刺激でまたおっぱいが作られてしまうので、あくまでも軽めに。乳腺炎になりかけのときの、硬いしこりがある場合は、しこりを優しく押すようにしながら絞ると楽になります。
乳腺炎はつらいので、予防に気をつけて母乳育児を楽しんでください。赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれるのは数ヶ月から長くても数年。授乳は、その間にママだけができる、最大のスキンシップなのですから。