流産の原因と防止
流産を防ぐために
妊娠初期に少量の出血が見られることがあります。着床が安定していない妊娠後のごく初期に何日か出血が続くことがあるのです。出血の原因はさまざまで、意外と多くの妊婦さんがこの出血を経験するものです。多くの場合は自然におさまってきます。
※ただし、腰のだるさや腰痛、下腹部痛を伴い、出血が長く続くようであれば安静にし、医師の指示に従ってください。
また、出血で受診すると、医師に切迫流産と診断されることが有ります。「流産」と聞くとびっくりしますが、出血やお腹の張りがあって安静が必要な場合につけられる診断名です。一般的に、妊娠が成立してすぐの時は、身体、特にお腹を冷やさないように気をつけましょう。気血は胎児の成長に集中させるべきなので、むやみに気血を巡らせすぎないようにします。つまり、動きすぎや激しい運動は禁物ということです。
流産の原因
胎児側の問題
お父さんとお母さんの卵子と精子がパワー不足だと、胎児が母体内でうまく育ちません。もし、受精したとしても、初期に流産してしまう場合は、精子と卵子に元々何らかの問題があったためだと考えられています。
母胎側の問題
元々虚弱体質で“腎(じん)”の働きが弱い人の場合。腎は、発育・生殖・老化などを担当し、身体に必要な栄養である「精(せい)」を貯蔵する働きを持っています。その働きが弱い人は、「脾(ひ)」の働きを高める必要があります。脾とは、飲食物を消化し、気血を産み出し全身に運ぶことを担当しています。脾にはまた、血・尿・汗などが出すぎないようにしたり、内臓や胎児の位置を所定の位置に保つ働きがあります。妊娠初期の少量の出血は、着床が不安定なときに起こることも多いので、脾の働きを補うことによって安定することもあります。